日本の人口減少が加速する?

 コロナ禍の感染者数や営業・移動自粛ばかりが話題になっていますが、これだけ外での活動が制約されるようになると、当然人との出会いも減りますし、結婚披露宴を中止や延期にするカップルも増えているようです。

 そんなこともあり、私は以前から結婚したり子供を産んだりするカップルが減ってしまうのではないかと危惧していました。
 すると本日(27日)のJBプレスに、まさに日本の人口減少が加速することを危惧する記事が掲載されていました。
 記事はコチラです☟

コロナよりも危険な労働力人口の減少にどう備える?



 記事のポイントをピックアップしますと、
① 婚姻件数や妊娠届出数の2020年春頃からの大きな落ち込み(2021年以降は80万人を割り込む可能性)
➁ コロナ禍の影響か、外国人人口は緩やかながら減少傾向へ転じる
③ 中長期的な少子化問題(労働力人口は2030年代以降減少局面、2040年代以降さらに減少ペースが加速)

 となります。
 さて、批判ばかりしてはいけませんが、政府・自治体・マスコミは、日本の将来についての中長期的なビジョンをしっかり描いているのでしょうか?

 今の日本はあまりにも目先の問題・危機に振り回されてしまい、右往左往しているように見えます。結果、その場しのぎや近視眼的な施策に終始してしまっているのではないでしょうか?
 確かに新型コロナなど感染症に対する対症療法は必要ですが、それらと並行して10年後20年後を見据えた政策も必要なはずです。
 世論(国民)のご機嫌を取るだけでは、根本的な問題は何も解決しません。
 その時には国民に嫌われ憎まれても、将来の日本のために痛みを分け合うような政策も必要なはずです。
 例えば、

ア.財政赤字の改善(医療費・国民健康保険料や年金積立額の引き上げ→年金制度の改革など)
イ.長期的人口減少によるGDPの減少を踏まえたうえでの、質的かつ精神面での生活の向上
ウ.人口減少に伴う国土再改変(自治体の統合や改編、限界集落等人口希薄地域を食料基地やレクレーション基地へ転換)
 
 などが考えられます。

 日本の人口動態からしてある程度の人口減少は避けられないものの、記事中でも危惧している点、「婚姻・同居するカップルを増やす工夫」「労働力を確保する方法」を具体的に考え迅速に実行する必要があるのではないでしょうか?
 そのためには、若いカップルが安心して子供を産み育てられる制度の確立や、主婦やニートの労働力として活用、労働生産性を高める制度改革など、積極的に行う必要があるはずです。

 緊急時の対症療法はそれなりに必要ですが、それに振り回されるあまり、気が付いたら財政逼迫、自殺者急増、経済大不況などになってしまわないように、必ず長期戦略を立てる必要があると筆者は思うのです。

プロフィール

わだしん

Author:わだしん
和田慎市です。公立高校退職後、私立高校で講師をしています。教鞭をとるかたわら、教師人生で学んだノウハウを多くの方に活かしてもらおうと、執筆・講演活動を行っています。H29年末に第三作「いじめの正体」(共栄書房)を出版しました。最近はアゴラ‐言論プラットフォーム‐に時々投稿しています。ご意見・情報交換はこちらへお願いします。なお、詳しいプロフィールはこちらから。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
リンク