日本の2020年の死亡数は前年比で約9千人減少!
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すると本日マスメディアのWEB版に、短いながらも「11年ぶりに死亡者が減少!」という記事が載っていました。
複数のメディアが掲載していましたが、中でも日経が一番詳しいようでしたのでその記事をリンクします。
グラフもあり(ただし9月末分まで)、だいぶわかりやすいと思います。
日本は年々老年人口率が高まり、老人の絶対数も増えていますから、老衰で亡くなる方が増えるのは自然の理です。
どんぶり勘定ですが、前年比概算で老衰による死亡者は約1万人増、新型コロナ感染死者は0→3,500人で3,500人増、自殺者が750人増となりますが、トータルでは約9千人減っているわけですから、前年より新型コロナ以外の病気で亡くなる方は差し引き2万3千人余り少なかったことになります(交通事故等、不慮の事故死は絶対数が少なく増減幅も小さくなる)。
しかも記事にあるように、肺炎やインフルエンザなど呼吸器系疾患が減少分の大半を占めていますから、新型コロナ感染対策による副次的な効果があったといえるのではないでしょうか?
こんなに国民に希望をもたらす情報を、果たしてテレビではどれだけ放映してくれたのでしょうか?
私自身、テレビは朝7時と夕方7時のNHKニュースと、読売系の短いニュースくらいしか見ませんので、本日の報道実態を正確につかんではいませんが、少なくとも大々的に取り上げていたようには思えないのですが…。
ただ、国民が日常的に感染症対策を心がけるようになったこと自体は良いのですが、上からの過度な要請や自粛・規制が続けば、せっかく病死者が減ってきているのに、この先失業者・精神疾患者→自殺者が増えていくことになりかねません。
実際に自殺者は11年ぶりに増加しており、特に女性の増加率が高いことが大変心配なところです。
新型コロナ感染で亡くなった方を悼むのは当然ですが、病死者が新型コロナ感染死者分を加えても、前年比で約2万人も減っているという事実をもっと大々的に報道すべきであり、政府やマスコミが「皆さんの頑張りは無駄ではありません、効果をあげていますよ!」と国民をねぎらうことが、個々人の精神的なゆとりを生み、コロナ禍の生活にも希望をもたらすのではないでしょうか?
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