女子高校生が一人で社会貢献活動を実現した方法とは?

 ネットニュースを眺めていましたら、「女子高校生がマスク2万枚を寄付!」という記事が目に留まりました。
記事はコチラです☟

中国籍の女子高生がマスク2万枚を寄付。ネット「政府より凄い」


高校生が2万枚寄付すること自体びっくりすることでしたが、彼女と友人達のとった行動により、市民誰でも思い立てば社会貢献活動は実現できるという見本を示してくれたのではないでしょうか?
 勝手ながら、そのポイントは以下の4点ではないかと思います。

① SNSを通じて募金・寄付を呼び掛けたこと
② 社会的弱者(高齢者)を救う旨の真心のこもったスローガンだったこと
② 国内外を問わず、多くの市民の協力を得るため、多言語で呼びかけたこと
③ 心ある地元の業者に協力を依頼したこと

 私達は何か社会貢献したいと思ったとしても、実際にはなかなか行動を起こすことができません。
 それは大部分の人は広報・宣伝力や活動資金がなく、協力者も少なく、活動に割く時間もなかなか取れないことなどがあるのではないでしょうか。
 女子高校生はこれらの問題をすべてクリアしただけでなく、地元業者に協力を依頼するというアイデアまであったのです。

 現在私達は真偽の分からないような雑多な情報の洪水の中におり、なかなか人を信じるのが難しい世の中ではありますが、一市民でもSNSなどにより、国内外に広く情報発信できるようになったため、一昔前とは比べものにならないほど多くの人々に瞬時に情報が伝えられます。
 SNSやネットで募金・寄付を呼びかけた場合、意図・目的・使い方の信ぴょう性が高く、人の心をとらえるものであれば、10万~100万円程度集められたケースは、これまでに何度もありました。
 昔ならどこの誰かもよくわからない人の呼びかけで募金することなどほとんどなかったでしょうが、今やSNSに抵抗がない人たちが増え、一人100円~1万円程度なら気軽に協力するようになったのです。
 実は私も東日本大震災の時、信頼のおけそうな慈善団体にネットで5千円の寄付をしました。
 
 それにしても大人たちが様々なしがらみ・利権などに縛られてなかなか行動をおこせない中、社会システムに縛られない高校生の方が機動力があるかもしれませんね。

 「みんな真似ろ」ということではありませんが、少人数で活動資金がなく、活動時間が制約されていても、ある程度の額の寄付金を短期間で集めることは、誰でも可能だということです。
 大人もこの高校生たちの行動力・発想を見習う必要があるかもしれません。
 ただ、億万長者の方が積極的にネット募金にも協力してくれれば、さらに大きな寄付が集まり、災害支援などもしやすくなると思うのですが…。

 一方で寄付する側も、「いいことをした!」と自己満足に浸り騙されたりしないように、悪徳発起人・団体を見分ける情報リテラシーを身に着けておくようにはしたいものです。

 

自宅における仕事以外での時間の楽しみ方

 前々回は自宅でできる運動を紹介しましたが、通常は毎日運動にかけられる時間はそれほど長くならないでしょう。
 在宅テレワークをする方も増加したと思いますが、自宅での自由時間が増えた方はかなりいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 さて、皆さんはオフの時間を家でどうやって過ごされていますか?
 それこそ若い方ならインターネットやSNSなどを自由に使いこなせるでしょうが、私のような初老・高齢者の方は、それこそやることがなく、1日中ボーッとテレビを見てしまうかもしれません。

 そこで今回は、主に高齢者向けに自宅での楽しみ方について記したいと思います。そのため若い方にとっては、すでに当たり前のことだったり、興味関心がなかったりすることも多々あると思いますが、予めご容赦ください。

 まず、テレビについてですが、朝晩はともかく日中の情報番組などはあまりお勧めしません。専門家ではないコメンテーターが自分の思いをぶつけていたり、専門家ではあってもテレビ局の意向をくみ、偏った主張や信憑性に欠けるような見解を述べる方もいたりしますので注意が必要です。
 情報番組だけではありませんが、テレビのデメリットは、放送局から情報が一方的に流されるため、受け手は徐々に思考力を失い、無意識のうちに偏った考えに陥りやすいことです。

 では、情報機器の扱いに不慣れな高齢者はどのように時間を過ごしたらよいのでしょうか?。
 以下私の実践例を中心に書きますが、どうしても説明上特定企業を取り上げることにもなります。私はステマでお金を稼げるような有名人ではありませんので、その点ご容赦いただければ幸いです。

 私はテレビについては、朝晩のニュース(主にNHK)のほかに、ケーブルテレビ(スカパー)の15分サイクルのニュース番組を見ています。この番組の良い面は、アナウンサーが余分な? コメントや主張を加えることなく、事件等の事実だけを淡々と伝えてくれるところです。そのため偏った情報に侵されにくいことです。
 ケーブルテレビ(スカパー)契約されている方は、この番組を朝晩15分ずつ見るだけでも世の中の動きはつかめると思います。

 2つ目に映画鑑賞ですが、BSなら週に何回か主に夜の時間に民放で昔の名画を配信してくれます。私は週1~2回はこのBS民放で家内と映画を見ます。先日は宮部みゆきシリーズを見ました。
 ケーブルテレビ(スカパー)では、有料オプションでwowwowやスターチャンネルが見られますが、ベーシックプランでも、3~4本は映画専門チャンネルを見られます、特にムービープラス、シネフィルwow wowは昔の名画をかなり放映してくれます。

 ただ、BSもケーブルテレビ(スカパー)も有料ですので、もう少し安く見たい方は年会費4900円払ってアマゾンプライム会員になれば、配信されている映画の何割もが無料で何本でも見放題となります。
 私は月数本は見ていると思います。ただ無線ラン接続ですと、混み合う時間帯は動画がぶつぶつ止まることもありますので、できれば有線ラン接続をお勧めします。
 アマゾンミュージックでも無料で聞ける曲がだいぶ増えてきました。

 それでもお金を払いたくないという方は、ユーチューブの動画で映画やドラマの一部分が視聴できますし、画像の質さえ我慢すればたまにドラマが丸々見れることもあります。
 昔の歌謡曲・ポップスを聞きたくなったら、ユーチューブなら音質さえ我慢すれば、かなりの割合で本人が歌っている動画(ミュージックビデオや歌番組)を視聴することができます。検索してみてください。
 またユーチューブには、ニュース・情報番組もなかなか面白いものがありますよ。
 さらに、スマホを持っていればABEMAテレビで、ニュースや趣味、かつてのドラマなどが視聴できます。

 以上簡単に説明してきましたが、若い情報通な方からすれば、どれもすでにご存じのことでしょう。今回は高齢者の未体験の方を対象にして、自分の利用法を中心に書かせていただきました。
 ただ面白くなっても、くれぐれも時間を忘れてのめり込み過ぎないように、ぜひ気を付けてください。

コロナ危機で広がりを見せる「9月新学期」の実現性は?

 全国の学校で休校延長が続き、児童生徒・保護者も教師も、今後の見通しが立たないことで不安が高まっている中、現役高校3年生を中心に、ネットや署名により「9月新学期論」が主張され始めています。

 私自身1カ月以上前に、休校が長引いた場合、年間カリキュラムが消化できなくなる可能性や入学試験(特に全国区である大学入試)実施可能性の問題等を、自身のブログやアゴラ‐言論プラットフォーム‐で指摘してきました。
 私の危惧していたことが現実となりつつある中、一番の被害者・当事者である高校生が声をあげはじめたのです。
 そこでこの「9月新学期論」に関連するニュース記事を、以下2本リンクしておきます。

コロナ休校で高校生がつぶやいた『9月新学期論』、実現するとどうなる?



学校「9月始業」は可能? 相次ぐ休校延長、現場は不信感



 実は私はかなり以前から「新年度9月開始」を主張していました。メリットは2つの記事の中にもかなり書かれていますが、
① 欧米を中心とした「新年度9月」が世界標準に近く、学校(特に高校・大学)留学や移住による転校、企業の人事異動等が国際レベルでスムーズに行えるようになる
② 特に日本においては、一番暑く勉強にも集中しにくい7,8月が年度末の長期休業期間となった方が効率が良い
③ 一方で、大学をはじめとする入試を極寒期に1~3月に行うのは、インフルエンザの流行や、積雪地帯の交通状況等のデメリットを考えれば、エアコンの利く環境で試験に臨める6月~8月上旬に実施したほうがリスクは小さい

などがあげられます。
 もちろん現実問題として、直ちに今年9月から実施するためには、学校だけでなく日本の政・財・官すべてを総変更しなければならず、ハードルはかなり高いとは思います。しかし、近い将来には「新年度9月~」を実現すべきだと私は思いますし、高校生の言うように、コロナ危機の今がまさに絶好の機会・きっかけだと思うのです。
 
 今年の9月から実施できればすごいことですが、そうでなくても具体的な検討・計画立案にぜひ入ってほしいと、個人的には思っています。
 そして、今年9月新学期が実現できない場合には、特に大学4年生、高校3年生、中学3年生、小学6年生など、環境の変わる学年の若者が、何とか人生の不利益を受けないように、政府・自治体は先を見据えた施策・保障を打ち出し、ぜひ彼らを安心させてほしいと切望します。
 

自宅内外で簡単にでき、毎日続けられる運動

 新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えた方もかなり多いのではないでしょうか?
 家の中に閉じこもりがちになると、何となくイライラしたりして精神衛生上もよくありませんね。
  
 私はかつて自転車競技のホビーレーサーでしたので、毎日運動する習慣がかなりついており、引退した今でも1日1時間程度は何か体を動かさないと落ち着かない人間ですが、これまで運動らしい運動をしたことがない方も結構いらっしゃると思います。
 そんな方も、せっかく自宅での時間が増えるわけですから、毎日気軽にできる運動を採り入れてみてはいかがでしょうか?
 そんなわけで今回は、これまでの私の経験も踏まえ、自宅周辺や自宅内でできそうなものを幾つか紹介します。
 
 もちろん私はトレーナーの資格を持っているわけではありませんし、これから紹介するのは皆さんがほとんど知っているものです。それでも改めてやってみようか、というきっかけになるかもしれません。

 ア.屋外
 ① サイクリング(ママチャリで充分です)
 ② ランニング
 ③ ウォーキング

 どれも当たり前のものですが、ランニングは固いアスファルトを走り過ぎるとひざを痛めやすいですので、体重の多い方や衝撃の大きい(安物?)靴を履いている方は注意が必要です。サイクリングの方が足の円運動ですのでひざにはずっと優しいですが、走る場所(交通事故の危険)の問題と、減量を考えた時に最低30分以上は乗らないとあまり効果がないことがマイナス点です。
 ウォーキングが一番手軽ですが、背筋を伸ばし股関節を前後に動かすことを意識するとスムーズに歩けるでしょう。
 いずれにしましても、この機会にウエートを落としたいと考えている方は、最低週4回以上、1回につき30分以上は継続してください。
 ご存知の方もいると思いますが、息の上がる激しい運動(無酸素運動)をしても痩せません。息の上がらない程度の低・中レベルの運動(有酸素運動)を30分以上続けることが脂肪を燃やすことにつながりますので、気楽に適度な運動を長く続けた方が良いのです。

イ.屋内
① エアロバイク・スピンバイク
② 腹筋運動(器具を使ったものを含む)
③ 空中自転車こぎ
④ スクワット
⑤ 階段上り下り
⑥ 足踏み運動

 ①は器具のある方、これから購入したい方向けですが、30分以上じっくり長くやりたい方はスピンバイク(2万円台前半~)をお勧めします。どんなものかは私の昔のブログにも写真が載っています。
 できましたら居間・リビングに設置できれば、テレビやビデオを楽しみながらあきることなく運動できます。
 ②③④は私が実践した運動ですが、それほど長い時間できるものではありません。ただ、③④は負荷を下げれば持久的運動としても10~20分程度できるかもしれません。
やり方が悪いと効果がなかったり、部位を痛めたりしますので、正しいやり方で行ってください。
一応やり方を説明した記事・動画をリンクしておきます。

空中自転車こぎダイエットの効果・やり方・注意点【太もも・脚痩せで下半身すっきり!】



正しいスクワットのやり方を動画で解説!筋トレやダイエットに



 それでも思い立たないとなかなか運動できない方は、⑤⑥でも十分身体を動かすことはできます。
 私は梅雨の時期、外で全く運動できない日が続いた時は、⑤自宅の階段(13段)を数十回上り下りします(家族が迷惑する時間帯は避けてくださいね)。
 ⑥足踏みも、テレビでも楽しみながらカーペット上などで、20-30分続けるだけでも結構運動になると思いますよ。

 最後に一言、やろうという意気込みは大事ですが、義務感やノルマにとらわれ過ぎないようにしてください。何かのついでに、何かをしながら楽しむくらい気楽に1カ月くらい続けますと、自然と習慣化できると思います。

なかなか正解が見つからない新型コロナウイルス感染防止対策

 今回は、日本においていかに新型コロナウイルス感染防止対策のさじ加減が難しく、多くの矛盾した問題を内包し、現実に暗中模索で実行しなくてはならないかについて、記したいと思います。
 
 最初にお断りしておきますが、今回は何が正しいのか、どの方法を推奨できるのか、私自身ほとんど正解を見出せていません。ですから提示するニュース記事を1つの材料として、ぜひ皆さんにも一緒に考えていただきたく思うのです。
 まさしく今回の感染症対策では「あちらを立てればこちらが立たず」の状況が生まれやすく、その際たるものが「自粛要請」の在り方ではないかと個人的には思っています。
 まずは2本の記事をお読みください。記事はコチラ☟

店名公表パチンコ店、堺では300人行列 住民「ウイルス持ち込むかも、怖い」



県外ナンバー車に「あおり運転や投石」
徳島県内、新型コロナ絡み差別的行為



 最初の記事はすでにご存知の方も多いと思いますが、自粛要請に応じないパチンコ店を大阪府知事が店名公表したところ、自粛するどころか、店が営業していることを知ったパチンコ愛好者が県外からも訪れるなど、逆に来店者が増えてしまったという出来事です。
 2つ目の記事は徳島県知事が「県外から訪れないでもらいたい!」と強めに要請したところ、一部の地元民でしょうが、県外ナンバーのドライバーに対し、悪質な嫌がらせが発生したという出来事です。

 この2つの記事は、自治体首長が良かれと思って行った施策が逆効果となってしまった例ですが、おそらく氷山の一角でしょう。
 私は結果だけを見て、両知事の施策が間違っていたと批判するつもりはありません。私が記事を通して考えさせられたのは、日本特有の「自粛要請」というやり方そのものです。

 日本人は、おそらく世界でも突出して誠実で責任感が強く、集団の和・互助を大切にする民族だと思います。ですから緊急事態宣言下であっても強制命令など行わずに乗り切れるであろうと考えられ、事実これまでも大災害をはじめとする様々な難局を乗り越えてきたのだと思います。
 しかし今回のコロナウイルス対策は今までと明らかに違っているのです。私なりに違いを整理してみますと、
① 人類が初めて遭遇した新型ウイルスであり、世界中が感染防止策や治癒方法の特効薬を持たない中、日本も暗中模索で施策を実行しなくてはならないこと
② いつ(どこ)まで頑張ればよいかというゴールが見えないこと
③ 経済面を中心に精神面も含め、各家庭・個人にじわじわとダメージを与えていくこと 

が考えられます。これまでの問題では、日本社会は国民の良識ある判断・行動に任せていても乗り切れたのですが、今回は先の見えない持久戦であり、日本人の美徳が逆にネックにならないかという心配があるのです。

 冒頭記した通り、今回は軽はずみに提言などできませんが、少なくとも国民の自粛でどんなことがどこまでできそうか、特に政府レベルであらかじめ考えておく必要があるのではないかとは思うのです。
 私の推論として、9割程度の国民は良識があり自粛行動ができるのではないかと考えます。。そして犯罪に手を染める人は警察庁の統計によれば0.5%以下でごく一握りですが、約1割は犯罪には至らないが自己中で自分の損得を優先する人たちだと仮定します。

 今まで通りなら9割の国民が自粛要請を忠実に守りさえすれば、社会全体の秩序を保ち日本社会を健全に維持していけるのでしょうが、今回は個人的にですが心配される問題があります。それは、
① 約1割の全く自粛しない人たちが、長期にわたり経済的利益や好きなことを享受しつづけた時
② 自粛要請が段階的に何度も繰り返されて生活の制約が増え、経済的にも精神的にも限界に近づいた時

 です。
 つまり最初のパチンコの記事については、いくら口酸っぱく何度も自粛要請しても、全く気にしない守ろうとしない国民は一握りは必ずいるということです。これは私達の周りでも必ずいることに気づくはずです。
 2つ目の記事では、日本人は正義感が強くて誠実な人が多く、きちんと守っている(と思っている)人ほど、他者を攻撃したくなる傾向があるのではないかということです。
 そして私が一番危惧しているのが、9割の良識ある国民の中で耐えきれなくなってしまう人が、雪崩を打つように増えてしまうことです。
 そのきっかけとなりそうなのが限界を超えた自粛要請(生活の過度な制約)であり、そこに自己中の人達が経済的利益等を謳歌し続ける状況が添加剤となり、良識的な国民であっても爆発してしまうことは考えられないでしょうか?

 冒頭に記したように正直私は正解を持ち合わせていません。しかし、政府・自治体は、自主要請のプラスマイナスを考え、7~8割の良識ある国民が守っていさえすれば残りの者がいい加減でも大丈夫な施策なのか、もっと厳しい行動を国民に要求しないとまずい施策なのか、先を見通ししっかり見極めておく必要があるのではないでしょうか? また、最悪の事態を考えた場面場面の強制執行の可能性についても、検討だけはしておく必要はないでしょうか?

 最後になりますが、私の心配が取越し苦労となるように、少しでも早くウイルス感染が終息に向かうことを願っています。
 皆さんにも様々な角度から広くこの問題を考えていただければ幸いです。

コロナ危機によるピンチを、学校教育変革のチャンスにしたい!

 すでに何度か勤務校のIT教育・オンライン授業のことを書きましたが、やはり全体的にも私立校のほうが、公立校より設備等充実していることが多いかと思います。
 特に公立校では、いくら学校内にオンライン授業を理解しスキルを持った先生がいたとしても、設備がなければ児童生徒が自宅で双方向の学習をすることはできません。
 
 ただ、今回のコロナ危機に限らず、現代はこの先どんな不測の事態が起こるかわからない世の中ですから、児童生徒が在宅学習できるような環境を整えることは、どのみち必要になるはずです。
 そのためにまず政府や自治体がすべきことは、教育予算を増額し、オンライン授業ができるように、全国の学校設備を整え、児童生徒全員に端末を与えられるようにすることではないでしょうか。
 端末が授業等純粋に学校教育に使用するものであれば、購入や贈与ではなく、在籍期間中の無料貸与であってもかまわないと思いますし、貸与ならすでにパソコンやタブレットを所持している者との公平性も担保できるでしょう。 
 そして授業として使用した通信費等を授業料に組込み、義務教育校は無料、高校などでも極力上乗せ分を少なくするという方法はどうでしょうか?
 専門家でないので詰めが甘いとは思いますが、例えば端末が4万円で、高校で3割、中学校で5割、小学校で8割の子供たちに新たに配布が必要だったとしても、人口数から概算して600~700万台ですから、総額二千数百億円です。一旦そろえてしまえば、あとは貸与なら数年~十年に一度の買い替えで済みます。あとは学校設備費分です。
 通信費も授業料に組み込めれば柔軟に調整することが可能でしょう。

 次に、学校でIT教育ができる人材(教員だけでなく外部専門員でもよい)を多く確保することと、特に若くIT教育の核になれる教員については、授業や校務の負担を減らし、IT教育のスキルを身に着ける研修に時間をさけるようにしてはどうでしょうか?
 
 各学校の学年・教科ごとに最低一人は、一般教員にオンライン授業のセッティングをはじめ、教えられるスキルをもった教員や専門指導員がいるようになり、その指導に専念できれば、設備が整い次第スムーズにオンライン授業等はできるはずです。

 ただ現実的には、今すぐ全国一律には無理ですから、今は各自治体・各学校の実情に合わせ、休校時に学校教育としてできることから前向きに少しずつ始めていく必要がありそうです。
 このことで非常に参考になりそうな投稿が現代ビジネスに載っていましたのでリンクさせていただきます。
 少し長いですが、情報設備のない学校でもすぐできるような取り組みが、電話のやり取りをはじめ書かれていますので、最後までお読みいただければ幸いです。

親たちから悲鳴が!ICT教育が絶望的に遅い日本で、コロナの今できること



 西脇氏の記事は参考になること、考えさせられることも多く、内容も充実していると思いますので、今回は私のコメントは控えさせていただきます。
 

人生、心のエクササイズ追記とコロナ対策(著名人)のヒント

 前回は私自身の心のエクササイズを書いてみましたが、少しだけ補足いたします。
 私の場合、最もやりたいこと…「誰か(何か)のために頑張る!」
 
 となりましたが、特に気を付けていることが以下の2点です。
① 誰か(何か)のためだけに頑張り過ぎないこと(時には自分のためにも頑張る)
② 社会奉仕・社会貢献活動そのものが目的にならないこと

 ①は、書籍「空気を読む脳」の紹介ブログでも書きましたが、利他行動が強すぎる人は無意識のうちに相手が自分の行為に応えたり、自分に何かを返してくれることを期待する感情が強くなりがちだからです。
 あまりにも「人のために」が強すぎると、自分の価値基準で行動してしまい、「自分がこんなに尽くしているのに、あなたはどうしてわからないだ!!」となってしまうのです。
 私は、相手に期待しすぎず、見返りを求めず、時には何の影響も効果もないこともあるでしょうが、腐らず自分しかできないことを地道にマイペースで行おうと意識しています。ですから偏り過ぎないように、時には自分のために頑張ることも、モチベーションや心のバランスには必要だと思います。

 ②は災害ボランティアが多く参加しした時にも指摘されましたが、社会奉仕すること自体が目的になっていた人は、奉仕活動が終了した時点で、抜け殻状態になりその後の目標を失ってしまう人が一定数いたといいます。
 社会奉仕・社会貢献しようという心意気自体は大切ですが、具体的に自分が何をしたいのか、何ができるかがまず先にあり、その延長で社会奉仕活動につながっていくのが自然な流れだと思うのです。
 特に自分に存在感がない、価値がないと思ってしまっている方は、「誰かの役に立ちたい、認めてもらいたい!」という思いが強くなりがちですので、社会奉仕行為自体が目的化しやすいのではないでしょうか?
 まずは焦らず自分のしたい事、興味のあること、スキルや性格を活かせることを探し、少しずつ地道に取り組む形で、誰か(何か)のために頑張ってほしいと思います。

 さて、話は変わりますが、新型コロナウイルス関連のニュースを見ていたら、著名人のコメントで参考になりそうなものがありましたので2つ紹介します(すでにしっかり視聴された方もいらっしゃると思いますが)。

 1つ目は、ノーベル賞を受賞した山中教授の「新型コロナウイルスとは戦うのではなく共存する」
もう1つは宇宙飛行士野口氏の「自分のルーティンを毎日続ける」  です。

 山中教授の言葉は、世界中に感染が広がり、潜在的な感染者が感染陽性者の数より何(十)倍も多いと考えられることから、戦って完全に制圧することは難しく、少しずつ慣れて抗体を作りながら日常生活が送れるようにしていく長期戦で対応する、ということではないかと私は理解しています。
 野口氏のルーティンについては、1日の日課に無理なく組み入れられれば、苦痛なく無意識に時間を使えるようになるでしょう。私の場合は、サイクリングorウォーキング、腹筋運動、読書、ブログ作成、ネット情報収集は、時間を厳密に決めてはいませんが毎日必ず行っています。これだけでもおそらく数時間以上にはなると思います。
何かの参考になれば幸いです。

 最後になりますが、本日もオンライン授業を行いました。だいぶ慣れてきて、今日はパワーポイントに埋め込んだ動画も起動し、昨日よりはスムーズにできたようです。
 何歳になっても日々勉強ですね。
 

「人生の軸を見つめなおす、心のエクササイズ」(演習編)

 一週間近く前にブログで取り上げました「人生の軸を見つめなおす、心のエクササイズ」ですが、やってみたでしょうか?
 その時約束しましたように、今回は私自身のエクササイズを書いてみます。
(元の内容を忘れた方は、私の6日前のブログにリンクした記事でご確認ください)

「理想の人生を生きているとき、私は( ア  )。」

その1:(ア)に入れるもの
人を育てている  講演会等の講師をしている   国民が暮らしやすい社会を実現しようとしている
教師や学生・保護者をサポートしている  自転車で日本一周をしている  正義感・揺るぎない信念を持っている
ベストセラー作家になっている  公平・公正さを持っている  真の民主主義の実現しようとしている
  誰か(何か)のために頑張っている  評論家になっている  著名ブロガーとして活躍している 
未知の世界を開拓している  危機管理能力を持っている 

その2:書き出した項目の優先順位をつける…「どちらのほうが自分にとって大切か?」「どちらかしか選べないとしたら、どちらの方を選ぶか?」
育てる>講師  育てる>社会実現  育てる>サポート  育てる>自転車  育てる<正義感・信念
正義感・信念>作家  正義感・信念>公平・公正  正義感・信念>民主主義  正義感・信念<誰か(何か)のため
誰か(何か)のため>評論家  誰か(何か)のため>著名ブロガー  誰か(何か)のため>未知の世界
誰か(何か)のため>危機管理能力 
 *最もやりたいこと…誰か(何か)のために

その3 文章の完成

 「もしも私が、もっと鋭い知能を人生に使えるとしたら、_____。」       研究者・学者・著名人・評論家 になっている
 「もしも私の人生に、もっと幸せを持ち込むとしたら、_____。」        社会貢献活動をする  より家族を大切にする
 「もしも私が、自分の願望を満たすことに貪欲になるとしたら、_____。」  少しでもよりよい(日本)社会を構築する
 「もしも私が、自分の価値観にもっと忠実に生きるとしたら、_____。」   人や社会をよくするためにさく時間を優先する
 「もしも私が、もっと素直に『YES』『NO』を言えるとしたら、_____。」    失うものがない(しがらみがない)時である  
 「もしも私が、もっと自由に幸せを感じるとしたら、______。」         組織に属さず、気兼ねがない立場(時)である
 「私が今、気づきつつあることは、______。」                  人生誠実に生きれば運もむいてくるということである
 
その4  人生で学んだ最も大事なこと(子供たちに伝えたいこと)を3つ
  ① 誰か(何か)のためにこそ人は強く生きられる(妻、家族、教育など)
  ② 人生まずやってみなければ何も得られない (何十回と失敗する中で何か得るものがあり、成長できる)
  ③ 人との偶然の出会いを大事にする      (良い人に巡り合うと人生も好転する)
 
その5 あなたが心から尊敬する人は誰ですか。(素晴らしいところ3つ)
 大学時代にお世話になった同級生の父親(校長先生)…(向上心、創造・企画力、人情)
*他に尊敬とは違うかもしれませんが 妻(裏表のなさ、良い意味での欲のなさ、いつも心が和み落ち着く人柄)

その6  自分の良いところを100%発揮しているときのあなたは、どんな人ですか。
  考えがぶれず、熱い思いで前向きに責任感を持って物事に取り組む人間
 
その7 人生におけるあなたの真の姿が墓石に一文で刻み込まれる時期待する文章は?
     自分に厳しく人にやさしい、信念を貫いた人

その8 これから10年間懸命に努力して、能力を最大限に活かし、目標を全て達成し、夢を実現した時あなたは、何処でどんな生活を送っているか?

 収入は大幅に増えるわけではないが、経済的には困らず、精神的には目一杯幸せに満たされた生活を、妻とともに自宅で送っていると思う。

その9 自分にとって一番大切な人生の使命「このために自分は毎日生きているのだ」と思えるようなこと
 
 妻・家族のため、また少しでも世の中(人や社会)がよくなるように社会貢献するために生きている

 書いてみて少し気合が入り過ぎたかもしれませんが、私の偽らざる気持ちです。
 私は自分の人生が幸せだったかどうかは、死ぬ直前までわからないのではないかと思っています。
 今この瞬間の生きがい、やりがいの連続したつながりが、結果的に幸せな悔いのない人生となるのではないかと、勝手ながら想像しています。

 さて皆さんはどうだったでしょうか?
 一度しかない人生ですから、悔いのない生き方をしたいですね。

初めてパワーポイントを使った授業をしました!

 今日は勤務校の1年生の登校日でした。
 
 勤務校は設備的にも恵まれている方であり、今年度ですべての普通教室に電子黒板の設置が完了し、様々な電子・通信機器が使えるようになりました。
 少し前にも書きましたように、生徒は全員がiPadを所持していますので(1年生はもう少し後ですが)、教室で各生徒に配信したり、電子黒板に表示したりできます。

 ただ私自身は、生徒に板書をノートへとらせることも授業では大事なことだと考えていますので、各生徒のiPadに同時配信すること(問題演習などは使いやすいと思いますが)よりも、電子黒板に表示して全員に注目させる方法に力を入れています。
 基本的には古い人間ですので、まだまだ機材を使いこなすスキルがなく、昨年はユーチューブなどからiPadに取り込んだ動画をミラーリング機能で、授業の合間に数分見せる程度でした。

 ところが以前書きましたように、休校が続く中で生徒が自宅でも授業を視聴できる方法を考えた時、講演会で使用したパワーポイントが使えることに気が付いたのです。
 そんなわけで1年の現代社会と2年の地理の授業数時間分の板書・資料提示内容を、パワーポイントで作ってみました。
 今日はそのパワーポイントを使った最初の授業でした。パワーポイントの強みは教室の機器からHDMIケーブルさえパソコンにつなげればすぐに電子黒板に表示できる点です。
 実際にやってみて、アニメーション機能の表示や、字の大きさなど特に大きな問題も生じることなく安心しました。
 ただ私個人のタブレットパソコンを使ったので、動画配信の場合セキュリティの関係で、学校で使用するiPadを仲介させるデザリング機能を使う必要があり、まだこのあたりの接続がスムーズにできません。
 次回はそこをクリアしたいと思います。そうすれば50分の授業の流れに沿って、板書はパワーポイントで表示され、資料・写真を見させたい時には取り込んだ画像を適切な箇所で表示させ、動画もデザリングがあれば流れの中で視聴させることができます。

 さらに、時間はかかりますが、自分が講義するセリフ(声)をそのまま全部録音し、授業ごとにパワーポイントに取り込んでおけば、自宅に一斉配信したい場合には、パソコン操作やUSBを差し込むだけで、通常とほとんど同じような授業を生徒は受けることができるはずです(双方向の場合はオンラインでする必要がありますが)。
 
 ただ、準備の時間もかなり必要なのでどこまでできるかはわかりませんが、少なくとも板書内容については、何とか1年分をパワーポイントで作成できたらと思っています。

 さて、明日私は2年生の地理で、初めてのオンライン授業をすることになりました。トラブルが起きないように、またカメラの前で緊張しすぎないようにしたいです。
 勤務校でオンライン授業ができることに感謝しながら頑張りたいと思います。

   

新型コロナウイルス感染者への一方的非難を控えるべき理由

 久しぶりに新型コロナウイルス感染拡大に直接関係するコメントを書きます。
 これまでも危惧されていながら、相変わらず続いている現象が「過剰な感染者バッシング」です。
 首都圏の大学が休校、アルバイト先も休業となり、仕方なく田舎へ帰省した学生が非難されたり、サークルでクラスターが発生した大学の学生というだけで名指しでバッシングされたり といった報道・投稿が後を絶ちません。
 少し前に書籍紹介した中野信子氏の「空気を読む脳」の中で、「真面目で利他的な人ほど逆に攻撃的になりやすい」ことが書かれていましたが、まさに自分が一生懸命感染対策をしている人ほど感染者を攻撃したくなるのかもしれません。
 近畿大の準教授がこんなコメントを出しています。記事はコチラ☟

感染者責める風潮なぜ? 「自分もうつすかも」と考え行動を



私はこのコメントにかなり同意できるのです。記事にあるように、非難が繰り返されれば、逆に隠ぺいが広がり、適切な治療を受けられず、経路も追えず、逆に感染が拡大する恐れがあるでしょう。
 また記事中の「自分も感染者になるかもしれないと強く認識することが重要」「自身を無症状の感染者として『周囲にうつすかもしれない』と考えることで行動は変わっていく」ということを、まさに裏付けそうな調査結果が、アメリカカリフォルニア州で発表されました。記事はコチラ☟

カリフォルニアで抗体検査、予想より遥かに多い罹患率、子供の80%は感染している


 実は私は、以前から実際の感染者はもっとずっと多いのではないかという推理を立てていました。
 もちろん記事にもありますように、検査の的確性もまだ定かではありませんから、現時点で断定的に述べることはできません。しかしながら、今回の新型コロナウイルス感染者の致死率・重篤率は、明らかにかつて流行したサーズやマーズより低く、その分感染しても軽症どころか無症状の人の割合がかなり多いという特徴があります。
 全く無症状の人は感染したことも気付かず、2~3週間のうちに抗体ができ、治癒してしまっているケースもかなりあるのではないかと考えられるのです。新型コロナウイルスは無症状の人から感染する可能性もあるといわれていますから、今ネット上で感染者を非難しまくっている人が、実はすでに感染者であり、無意識のうちに周りの人にウイルスをうつしていることも十分考えられるわけです。
 仮にですが、カリフォルニアの調査を信用するなら、日本にもすでに数十万人の感染者がいることになります。
 私たちは人を批判するのでなく、まさしく最初の記事あるように、「自分がすでに感染者かもしれない」と考え、相手に感染させないための工夫(マスク、手洗い、できるだけ過密な状態を避ける等)を一人一人が心掛け、インフルエンザのように抗体を持った人間が増え、ワクチンが使えるようになるまで、ここ1~2年は地道に頑張ることが必要ではないかと思います。

プロフィール

わだしん

Author:わだしん
和田慎市です。公立高校退職後、私立高校で講師をしています。教鞭をとるかたわら、教師人生で学んだノウハウを多くの方に活かしてもらおうと、執筆・講演活動を行っています。H29年末に第三作「いじめの正体」(共栄書房)を出版しました。最近はアゴラ‐言論プラットフォーム‐に時々投稿しています。ご意見・情報交換はこちらへお願いします。なお、詳しいプロフィールはこちらから。

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