「ママチャリ問題のグレーゾーン」の記事を読んで

 本日のForbes Japan に掲載されたオーストラリア出身で日本在住のモータージャーナリストの記事を読んで考えさせられました。まずはその記事を読んでみてください。 

モータージャーナリストが斬る ママチャリ問題の「グレーゾーン」


 東京などの大都会に行きますと、自転車(特にママチャリ)に乗っている方が目につきます。2年ほど前、東京郊外の駅近くのホテルに泊まったことがあったのですが、駅まで歩道を歩いていたところ、わずか2,3分の間に、後ろから猛スピードの自転車が体をかすめるように私を追い抜き、前方からは子供を乗せた母親のママチャリが、かなりのスピードで歩行者をぬうようにジグザグ運転で私とすれ違っていきました。 私は恐怖心にかられ、そのあと自転車の動向をきょろきょろ確かめながら歩くはめになったことをよく覚えています。

 東京のような大都会は、交通量が多くあちこちで渋滞も発生しますから、近場へ行くには自転車で移動するのが一番効率の良いことはわかります。しかし車道が危険だからといって、歩道を我が物顔に暴走? されたらたまりません。
 道路交通法では自転車は「車両」に属し、歩道は原則通行禁止であり、認められている場合でも歩行者の妨げにならないように低速走行することが決められていますが、あまりにも知らない方が多すぎます。

 そしてもう一点、自転車は歩行者に対しては強者であり加害者になりやすいということです。記事のように自分の身を守るヘルメットを着用しないことも問題ではありますが、特に大学生や主婦の方で自転車保険に加入しないまま、歩行者をはねて死亡や後遺症障害に至った場合に、一生払いきれないような賠償金を払う羽目になることに無頓着な方がまだまだ多いのです。

 特に主婦の方には生活上自転車の必要性はわかりますので、ハード面では自転車専用道路・自転車レーンの整備や、転ばない止まりやすい自転車の開発をすすめ、ソフト面ではヘルメットの着用や自転車保険についての規則強化をはかり、最終的には母子の生命の安全が守れるような制度改革になっていくことを望みたいと思います。

サイクリングに出かけました!

 今日は東海地方も梅雨前線の影響を受けすっきりしない天気でしたが、クラブからのお誘いもありサイクリングに参加しました。
このサイクリングクラブは3年ほど前、昔私がA高校に勤務した時の同僚であるS先生・N先生が、中心となって立ち上げたクラブです。
クラブ立ち上げ時私は公立高校をすでに退職しており、現在の勤務先である私立高校にすでに勤めていました。A高校を去ってすでに数年が経過していましたので、当時管理職として大したことができなかった私を、「名誉顧問」として誘ってくれたことが大変うれしかったのです。
すぐにOKの返事をして仲間に入れてもらいました。それから年に2,3回程度ですが、サイクリングや飲み会に参加させてもらっています。
今日は雨が降る可能性が高く開催が危ぶまれましたが、計画立案者S先生の判断でサイクリングを決行しました。
結局参加は4名となり8時半過ぎに出発したのですが、最初は小雨が降りしきるコンデイションで、いつ雨が本降りにならないか心配でした。しかし、皆さんの心掛けが良かったせいか、その後は雨に見舞われずゴールに辿りつくことができ、S先生の的確な判断力に感謝する次第です。
サイクリングコースはまず県西部の有名な寺院可睡斎を訪れたのですが、境内に所狭しと据えられた風鈴に感銘を受けました。
次に「カンカン娘」で有名なとうもろこしの販売所を訪れました。これもS先生の紹介でしたが、小ぶりではあるものの500円で8本も入っているのはびっくりで、妻や子供への良いお土産になりました。

天気の崩れが心配だったのでその後は早めに帰路につきました。途中やはりS先生が昼食場所をネット検索してくれたのですが、そのおすすめのラーメン店(磐田駅の南I店)が、半年ほど前に私と妻が訪れた時駐車場が満車で食べられなかった店だったという偶然もありました。思いがかなって食べた塩ラーメンのおいしかったこと。
こうして無事にサイクリングを終えることができました。
S先生はじめ参加された先生方本当にお疲れさまでした。
このように勤務先が変わっても同じ趣味を楽しめる仲間がいるというのは大変ありがたいことです。今後も無理のない頻度で楽しくお付き合いさせていただければと思います。

人生いろいろ!

 今回は自分の身近な話題を綴りたいと思います。
 私は公立高校を退職していますから、現在は俗にいう「第二の人生」にあたるのかもしれません。しかし、教師として同じ高校の環境で働いていますから、あまり引退した実感がないのも事実です。
 確かに管理職の仕事からは解放されましたが、中学校(中等部)野球部の副顧問として部活指導もしていますので、まだ正教員に近い感覚があるのかもしれません。
 同じ職場には私と同様、公立校を退職して非常勤講師をされている先生が何人もいらっしゃいます。
 そして多くの先生方は、ゆとりある生活の中で授業、家庭、趣味のバランスをうまくとり、楽しく毎日を送っているようです。
 ところが私は自己分析するに、どうもそういう生活をしていないようです。
 日常精神的な負担や物理的な制約が減ったことは事実ですが、私はこの先まだやるべきことがあり、ある意味「まだまだ現役! 」と勝手に思い込んでいるのです。
 日常生活において、勤務校での受験指導や部活指導など、正教員と同じ意識をもって手を抜かずに頑張るのは当然の責務だと思いますが、そのうえで、私にはやりがいを感じる対外活動があるのです。プロフィールにも書きましたように、現在は執筆活動、講演活動などを通して、主に学校や先生方の環境改善をサポートしています。
私はたまたま偶然にも稀有な教師人生を歩んだのですが、その経験・ノウハウを後生に伝えていく使命があると考え、対外的な活動を約7年前から始めたのです。これまで地道な活動を続ける中、私のような人間が必要かもしれないと思えるようになり、今は体の続く限り活動を続けたいと考えています。

こんな私も若い頃(40代半ば頃まで)は血気盛んで、他人の違った生き方を批判していたこともありました。
しかし年の功でしょうか。その後さまざまな人や場面に遭遇して、人生いろいろだと心底思えるようになりました。

 私の同級生も生き方は様々です。順調に出世して県の上層部まで登り詰めた者、生涯管理職にならずに毎ペースで生きてきた者、趣味・特技で花をひらかせた者、一流企業を辞め親の仕事(個人商店)を継いだ者、常に奉仕の精神で仕事・役を引き受けた者、金稼ぎ第一主義で生きた者、など本当に様々です。
個人の性格が十人十色であるように、人の生き方もそれぞれのはずです。少なくとも家族や周りに迷惑をかけずに自立した生活を送っているなら、自分と生き方が違うからといって批判するべきではないと思うのです。
そうした心のゆとりを持っていたほうが、友人・仲間とも適度な距離感を保ちながら長く付き合えるでしょう。
今では、自分が頑張っているのに周りがのんびりしていたとしても、私はほとんど怒りを感じることはありません。お互い話ができる部分(共通部分)で会話や付き合いをしていけばよいのであって、その方が精神衛生上良いはずです。
私はこれからも、ある意味頑固で、またある意味おおらかでマイライフを過ごしていくつもりです。

ということで、よろしかったら今後も私のつたないブログお付き合いいただければ幸いです。

学校はどこまで校外の生徒指導に関わるべき?

 ヤフーニュースを見ていたら考えさせられる記事が目に留まりました。
 都立高校の生徒がコンビニで悪態をついたため学校に通報があり、教師がコンビニを訪れ謝罪したのですが、その後副校長が学校アカウントによるツイッターで一連の行動を報告し、注意喚起をしたというのです。
当然不特定多数の一般人に拡散しますから、批判的な意見も多く寄せられ炎上状態となり、ツイッターアカウントを閉鎖したということです。
まずは記事をご覧ください。

コンビニで騒いだ生徒、ツイッターで公開叱責 物議の都立高、副校長は「伝える手段を間違ってしまったと反省しています」


私は学校関係者ですので公平なコメントができるか不安はありますが、少なくともツイッターで生徒指導上の注意喚起をするのはわきが甘すぎたと思います。ネット上では匿名ではっきりものをいう人たちが一定割合いますからリスクが大きすぎるのです。

ただ学校関係者、生徒、保護者に限らず、広く国民の皆さんに考えていただきたいことは、
「学校は一体どこまで校外の生徒指導に関わるべきなのか? 」ということなのです。

この記事を読みますと、そのポイントがいくつも見えてきます。
① コンビニが生徒の迷惑行為を学校に通報し対応を求めたこと(そのため教員が謝罪、生徒の引き取りに向かったと思われる)
② 当該コンビニからの要望を受ける形で、学校がコンビニへの出入り禁止を生徒に指示したこと
③ 外部の人間が自転車マナーの悪さを訴え、自転車通学禁止にしてほしいという要望があったこと
④ これまでもこの高校には、外部から様々な苦情が頻繁に寄せられていたこと

つまり、この問題の核心は,
ア.近隣住民(コンビニや市民など)は、校外で起こす生徒の問題行動も学校の責任であり対処すべきと考えていること
イ.一方の学校も、在籍生徒がいつどこでどんな問題を起こそうとも、学校に責任があると心得ていること

ではないでしょうか。
わたしは「真の教員働き方改革」の中で、今後「校外の生徒指導」は学校のキャパを越えており、職務とすべきではないと考えます。一般社会と同じように、当事者(本人、同席者、店、保護者など)同士で解決すべき問題であり、だめなら警察に頼むなど割り切るしかないと思うのです。
もちろん校内での道徳教育、生活指導は大事であり、私も教師の啓もう活動は必要と考えていますが、日本では高校生をあまりにも子ども扱いし、学校が親代わりとなる慣習が続きすぎたため、今回の事件においても、コンビニの過度な要求や学校の過敏な対応につながったのではないでしょうか。
学校当事者である私の考えには当然反論もあるとは思いますが、今一度「学校は一体どこまで校外の生徒指導に関わるべきなのか? 」を皆さんで考えていただければ幸いです。

今後オリンピック(開催)はいばらの道を歩むのか?

 日本ではあまり注目されなかったかもしれませんが、少し前に2026年冬季オリンピックの開催地が決定しました。
イタリア(ミラノ他)とスウェーデン(ストックホルム他)の一騎打ちとなった結果、イタリア(ミラノ)が勝利を収めました。

 しかし立候補した都市はこの2つだけです。実は夏のオリンピックでも、2024年開催に立候補を表明した都市のうち、ハンブルク、ブダペストなど3都市が相次いで立候補を取りやめ、結局2024年のパリと2028年のロサンゼルス開催を同時に決めるという異例の事態となったことを私はよく覚えています。
 なぜ、11年も先の開催地まで決めてしまったのでしょうか? 推測するに2028年度以降、実際に運営できるような都市が立候補してくれるか不透明だったことがあるのかもしれません。

私は以前から今の商業オリンピック運営には批判的な立場をとっています(ただスポーツは大好きですので、競技そのものや選手の応援はしています)ので、また後日あらためて意見を述べたいと思いますが、今回は少し前(パリとロサンゼルス同時開催決定の後)に書かれたエキサイトニュースの記事をご覧ください。

五輪の立候補都市がなくなる!? 異例の2大会開催地同時決定の背景


開催運営費の膨張による財政問題が大きいのでしょうが、その裏には肥大化・既得権益化した民間組織であるIOC、高騰を続けるテレビ等の放映権料、大会認定スポンサー企業による運営権・利益の独占などの問題もあります。
今回は問題提起にとどめますが、東京オリンピック終了後、はたして日本や東京都の財政、経済成長、国民生活はどうなっているのでしょうか? 

私たちは今一度世界最高レベルのスポーツを楽しむことと、オリンピックのような大イベントを主催・運営することをはっきり分けて考えるべきだと思うのです。
純粋にスポーツを楽しみ、応援しようという国民を炊き立て利用(財政{税}・人件費負担等)し、その裏でグローバル企業やIOCなどの既得権益団体が利益をむさぼるという構図を壊さない限り、オリンピック(運営)の将来は厳しいものになるのではないでしょうか。

PS:あと少しで定期テストの問題が完成しそうなので、この後頑張ります!

日本の安全保障を真剣に考える機会に!

 しばらく前私のブログで、安倍首相がまさにイラン訪問中に、ホルムズ海峡を通過する日本のタンカーが攻撃された事件を取り上げました。

 その時、一体だれ(どの国)が攻撃したのか、推論の域を出ないものの様々なパターンが考えられる旨のコメントを書きました。
 予想通りといいますか、アメリカ・イラン双方が相手を首謀者などと、非難合戦をを繰り広げており、解決の見通しは全く立っていません。 おそらくこの先も真実が明らかになる(犯人が事実を認める)ことはないでしょうが、このようなことは外交・国際関係においては当たり前だといえます。

 さてこのことに関連して、昨日トランプ大統領がまた爆弾発言をしています。
「ホルムズ海峡の安全は、タンカー輸送等必要な国が自力で確保しろ!」と、
暗に日本に対して防衛負担を求めているともとれる発言です。
記事はコチラです。

タンカー防衛は自国で=ホルムズ海峡通過、日本などに要求-トランプ米大統領


トランプ大統領の集団安全保障の考え方はかなりわかりやすいと思います。彼は実業家ですので商取引のように「この条約は米国に損か得か? 」という考え方をします。つい先日のイランへの軍事攻撃も一旦許可しておきながら、直前に取りやめているのは、おそらくたとえ勝利したとしても、兵器や兵隊の多大な損失の割には、利益が少ないと読んだのではないでしょうか?
あくまで推測ですが、北朝鮮とのやり取りにしても、金正恩を脅したりほめたたえたりと硬軟織り交ぜての交渉術を展開しており、アメリカが実利を得ることが目的であり、本心は利益の乏しい戦争はあまりやりたくないのではないでしょうか。

さて、今回のトランプ氏の発言、私は想定内でしたが皆さんはどうだったでしょうか? 
私はこのトランプ発言は、日本の安全保障のあるべき姿を、政府・議員・国民全員が真剣に考える良い機会だと思うのです。
日本はエネルギー資源の大半を外国に頼っており、また食料需給率も40%を切るなど、資源安全保障は先進国最低レベルなのです。

自衛隊が外国に出動することに目くじらを立てる以前に、日本のエネルギーや食料をどのように安定確保・供給するかが、日本国民の生活に直結する最優先課題ではないでしょうか。
外交は駆け引きや騙し合いが渦巻く世界ですから、友好国・同盟国であってもこの先どうなるかわかりません。どの国もまず本音は国益を第一に考えて外交を行うはずであり、そうしなければ国民の生活・安全は守れないからです。

日本が戦争に巻き込まれなくてもホルムズ海峡が機雷封鎖されたり、南米で内戦・クーデターが起こり農産物輸出が全くストップしてしまうこともないとは言いいきれません。
また、人口増加・生活水準の向上などで、世界が慢性的な食料不足となれば、日本のような自給率の低い国は足元を見られて輸入品に法外な金額を吹っ掛けられるかもしれません。

今回は具体的な個々の問題には入りませんが、50年後、いや100年後も、日本国民が安全で健康な豊かな暮らしが続けられるように、多角的多面的なエネルギー・食料の確保を行うとともに、自給率の向上(自然・再生エネルギ―へのシフト、消費の節約・効率化、余っている農地の近代化・再生など)をはかっていくことが必要だと思います。
現実問題として、この先エネルギー・食料自給率が一定水準に達し、将来の見通しが立つにはまだ日数を要します。ですから国民の生活を守るために、今現在日本が安心安全な輸入ルートを確保することは喫緊の課題であると私は思います。

ネットオークションは諸刃の剣か?

 皆さんはネットショッピングをどの程度されるでしょうか? 
 年齢やネット環境、その人の性格により、利用状況はかなり異なるとは思いますが、その便利さから昔に比べ、利用者数や利用率が高まっていることは間違いないでしょう。

私は格安スマホを使っているのですが、契約先が楽天モバイルということもあり、楽天会員特典を生かせるので、時々楽天市場で買物をしています。
他のTポイントカードやヤフーカードなどもそうですが、買い物をすればポイントが付いてきますが、これも「仮装通貨」の一種でしょうか。金額的にも多額にはならないので、投機的な危険性はほとんどなく、買い物の値引きにも便利です。

さて、一般的なネットショッピングであれば、中古品や芸術性・芸能性の高い商品でもない限り、詐欺等の被害にあうケースは少ないかもしれません。
しかし、これがネットオークションともなると特に買う側のリスクは一気に高まります。ここでメルカリに関する記事を紹介します。

メルカリにはびこる「不届き者」のあきれた手口 「不正出品者」に惑わされないためにどうする


こんな状況では購入も考えものかもしれませんね。
私も「ヤフーオークション」や「ラクマ」はたまに使いますが、次のような一定の条件下で購入するようにしています。

1.購入したい商品の新品・中古品の相場をあらかじめ調べておき、自分の中で限度額を設定した上で入札し、限度額を越えたらそこで諦める。
2.オークション相場の金額よりかなり安いのに入札が全くない商品は、偽物のリスクを考え入札しない。
3.オークション評価が低い(概ね良い評価が90%以下)か、ごく最近参加してきた出品者には入札しない。
4.芸能人関係(サインやグッズ)、絵画その他の流行高級品は入札しない。
5.ある程度の金額の商品(1万以上?)は、なるべく個人からは購入しない。

私はこのルールを守って、年に数回程度オークションで買い物をしていますが、今のところですが被害にあったことは一度もありません。またメルカリは記事のように心配な点が多いので一度も参加したことはありません。

ただオークションで詐欺にあったことはありませんが、通販で一度スポーツバックの偽物をつかまされたことがありましたから、そんなに偉そうなことは言えませんね。
どこまでリストが載っているかはわかりませんが、総務省で悪徳ネット業者リストが公開されているはずですので、事前にチェックしておくだけでも少しは違うと思います。

いずれにしましても、自分だけとてつもなくおいしい話があるとは思わない方が良いので、金額もかけず物心両面で余裕がある時オークションを楽しむつもりで参加するぐらいが良いかもしれませんね。

[オーバーツーリズム」「ゼロドル・ツーリズム」の恐怖!

 本日23日のハーバービジネスオンラインのネット記事が目に留まりました。
 冒頭、あのバンクシーがベネチアの路上で、「ベニス・イン・オイル」という作品を通して、「オーバーツーリズム」を皮肉るところから記事が始まっていますが、まずは読んでみてください。

30人の集落に週5000人の観光客、住民の生活や環境が破壊される!? 奄美大島・大型クルーズ船寄港地開発


この記事に登場しているアレックス・カー氏は以前私が紹介した著書「観光亡国論」の作者です。その時の私の感想がこちらです。

「観光亡国論」(アレックス・カー著)を読んで


ブログで指摘した問題点のうち、「奄美大島・大型クルーズ船寄港問題」は、とくにア・イ・オ・ケ・コが関係するでしょう。

記事だけでもかなりの長文になっていますので今回多くは書きませんが、奄美大島などに象徴される離島等過疎地域へのクルーズ船寄港の問題点を整理すると、
① 急増する観光客による環境破壊・ごみ問題、住民生活の破壊等の「オーバーツーリズム」
② グローバル企業がリゾート地やホテルを大規模に開発・運営するため、地元にはほとんど利益がもたらされない「ゼロドル・ツーリズム」
③ 外国人・外国企業による不動産購入・特定エリアの急増の影響
そして特に日本では
④ 大勢の観光客に紛れて、そのまま行方をくらまし日本に不法滞在・就労する外国人の増加(実際、一部の割合ではあっても、訪れる観光客数に比例してその絶対数は増加していることは事実です)

何か日本政府は「観光立国」を勘違いしているようで、将来取り返しのつかない事態とならないか危惧しています。





今日は我が野球部の中体連の試合でした

 タイトルの通り、今日は中体連軟式野球の部、地区大会1回戦でした。
我が高野球部は、3年生6人、2年生2人、1年生4人の計12名しかおりません。もともと学年生徒数が100名前後しかおりませんから、部員が少ないのはやむを得ないところでもあり、これまで学年部員数は最大でも7名でした。

 今年度の部員には野球未経験者や女子も含まれており、今回何とか1勝するのが目標でした。
ところが1回戦シード校と当たることになってしまったのです。それでも第10シードのチームなので少しは勝てる可能性があるのですが、ピッチャーが結構いいため、我々は1.2点取れるかどうかではないかと分析していました。
つまり勝つためには、少得点の接戦に持ち込むしかないわけです。

ところが、開始早々暴投と4番のツーランホームランで初回3点を失ったばかりか、続く2回も失点し、序盤で0対5と大きなリードを許してしまったのです。

相手の地力が上ですから「ほとんど勝負あり! 」の状況であり、このままずるずると失点し、コールド負け(7点差)してしまう恐れもありました。
我がチームの弱点は、技術面で劣るのもさることながら、精神的にもろいところがあり、これまでの練習試合でもかなり点差をひらかれてしまうと、劣勢を挽回するようなエネルギー・集中力がなく、そのままコールド負けしてしまうのがパターンでした。

しかし監督の指導と部員の成長もあり、最近は序盤にリードされても終盤に追いついたり逆転したりするなど、粘りが発揮できるようになっていました。

今回も3回以降は2番手投手が0点に抑え、試合を立て直したのです。攻撃面でも得点こそできませんでしたが、好投手に食らいつき、いい当たりの打球が何本もありました(安打は2本)。
結局、試合はそのまま0-5で敗れ、3年生の選手生活もピリオドとなりました。
負けはしましたが、彼らの力からすればまずまずのゲームだったのではないかと私は分析します。

これまでを振り返ってみて、改めて私は部活指導(特に中学生)は大変だと痛感しました。
今回のチームは俗にいう「今時の子」かもしれません。やる気がないわけでもふざけているわけでもなく、ワルなどおらず基本的には真面目な子たちなのです。
ただ、チーム内にリーダーシップをとれる子が一人もおらず、言われたことしかできず能動的に行動できないため、斬回の失敗・反省を次の試合になかなか生かすことができないのです。
昔の生徒なら「馬鹿野郎! そんなことで試合に勝てるか! 」などと叱咤激励すれば、「なにくそ!」という反骨神で自ら這い上がろうとする生徒達が多かったと思います。
しかし現代はうちのチームに限らず、経済的家庭的に恵まれ、あまり怒られた経験のない子供たちが増えています。

今やただ叱りつけたりペナルティーを与えるだけでは、子供達には真意が伝わらず、うまく成長につながらないのです。
以前も話しましたが、私はこの歳になって指導法についてあれこれ考えさせられ、勉強の日々です。

少し話は変わりますが、一部の保護者や部活関係者の行為でしょうが、最近は顧問の行き過ぎた指導を動画や写真で隠し撮りし、ネットで公開したりマスコミに情報提供したりすることが増えつつあり、実に憂慮すべきことです。
顧問があからさまな体罰や暴力・傷害を起こさなくても、またほとんどの部員や保護者から厚い信頼を受けていても、たった一人のおかしな保護者や関係者が「行き過ぎた指導」をネット投稿・拡散をしてしまえば、顧問は指導を続けられなくなってしまうかもしれないのです。

このままでは、特に生徒指導が大変な学校で、体を張って部活指導をする顧問教師がいなくなってしまうのではないか、と危惧しています。

教員の仕事時間(中学)、OECD調査で前回に引き続き最長!

 昨日(19日)OECD調査の発表によれば、教員の仕事時間は日本の中学校教員が週56時間(参加国平均は38時間)、小学校教員が週54.4時間で、いずれも調査国中最長であり、特に中学校は前回に引き続き最長であるだけでなく、時間も53.9時間から2.1時間増えています。

まずは調査結果の概要が記載されている産経新聞の記事を見てください。

中学教員の仕事時間、日本は48カ国中最長の週56時間 OECD教員調査



まだ概要だけしかわかりませんので今回詳しいコメントは控えますが、平成29年から文科省が教員の残業時間軽減に取組んでいたはずなのに、残業は減るどころか逆に増えてしまっているという皮肉な結果になっています。

学校現場の人間からすればこういった結果になることは概ね予想出来ました。統計では部活指導の時間や事務処理の時間が他国と比べ突出していますが、以前私が投稿した記事、

真の教員働き方改革実現に向けて


でも指摘しましたように、部活動に時間をとられることだけが勤務の問題ではありません。

教師が子供のために直接行う教科(授業)指導と、そのための教材研究、学級指導とそのためのアイデイアや資料作りなどは、どんなに時間をとられても教師は苦痛ではありません。部活指導についても何割かの先生にとっては同様です。

問題は直接児童生徒に関わらないような業務が年々増えていき、教員の職務範囲があいまいになってしまったことであり、「l教員がやらなくてもよい、いや、してはいけない仕事」を法制化するくらい明確にして国民に周知徹底しない限り、残業時間だけ減らしたところで、減らしたしわ寄せが別のところに行くだけであり、働き方の実態がほとんど変わらないことは目に見えているからです。

またOECD調査報告の詳しい全容がわかりましたら、そのポイント等コメントを書きたいと思います。

※余談ですが、ついに家のプリンターが壊れてしまいました。「廃インク吸収パッドの交換が必要」ということでしたが、調べたところ修理代だけでなんと13,000円かかるようなのです。新しく購入しても金額がほとんど変わらないのですぐに購入しました。

それにしてもプリンターの販売価格からすれば、修理代やインク代が高すぎると思いませんか?
パソコンやほかの家電もそうですが、修理代や部品が高すぎるため、短いサイクルで商品が買い換えられ、中古品がどんどん捨てられていくわけで、資源の無駄遣いに加担しているようでなんとも気になるのですが…。

プロフィール

わだしん

Author:わだしん
和田慎市です。公立高校退職後、私立高校で講師をしています。教鞭をとるかたわら、教師人生で学んだノウハウを多くの方に活かしてもらおうと、執筆・講演活動を行っています。H29年末に第三作「いじめの正体」(共栄書房)を出版しました。最近はアゴラ‐言論プラットフォーム‐に時々投稿しています。ご意見・情報交換はこちらへお願いします。なお、詳しいプロフィールはこちらから。

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